<ジャガーMK2 フルレストア 第10回>


ジャガーMK2 フルレストア第10回です。

今回はパワーステアリングユニット取り付けと燃料タンクのセンダユニット交換をご覧ください。

 

レストアと同時にパワーステアリングを取り付けますので、パワーステアリングポンプブラケットとプーリーを製作しましょう。

ブラケットは鋼材、プーリーはアルミで製作しました。

下の画像は仮止めにてチェック中です。

これで、重いステアリングから解放されますね。

次は、燃料メータがきちんと作動しませんでしたので、センダユニットの交換です。

ちなみにこのセンダユニットは現在の車でも同じ構造ですので、中身をご覧ください。

構造は至ってシンプル!

真中の画像の右側にあるレバーがフロートに繋がっており、燃料の油面上に浮いております。

レバーは下にあるコイル状の抵抗線上を左右に動くことにより、レバーの動きを抵抗値に変換、そこに一定電圧を供給すると、抵抗値変化を電圧変化として出力する仕組みです。

ちなみに一番下の画像の部位が故障原因。

レバーに繋がっている接点が削れて、接触不良となっておりました。

今回は新品の互換性のあるセンダユニットが入りましたので、そっくり交換。

交換完了です!

それにしても、ワイパーとセンダユニットだけは、何時の時代でも変わりませんね。

完成に近付いてきました。

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