<ジャガーMK2 フルレストア>


ジャガーMK2 フルレストアを開始いたしました。

数ヶ月に渡ってレストアの流れを掲示して行きます。

 

(画像資料が非常に多い為、少々重くなりますがご勘弁ください。)

 

貴車の生い立ち

スポーツサルーンとして名高いジャガーMK21959年10月から生産が開始されたジャガー社の代表車種のひとつです。

 

発売当初から3種類のバリエーションでの販売展開をおこないました。

 

プロジェクトリーダーは当主のウイリアム・ライオン、高性能、ハイスピード゙を売り文句として本国は勿論欧州、北米等でも好評を博しました。

 

1967年にマイナーチェンジ゙を行い名称もジャガー240/340として69年迄販売を行いました。上記車種の他同じボディにV8 2500CCエンジンを搭載したディムラー250V8があります。

 

総生産台数はMK2 83980台、240/340 7246台、V8 17880台。

 

現在でもヒストリックカーのイベント等でスポーツサルーンの名に恥じない活躍を見ることが出来ます。

とても優雅なマスクと思いませんか?

 

良いデザインの車は何時の時代でも色褪せませんね。

一見してみると、フルレストアの必要性を感じない程のジャガーです。

では、外装部分から始めてゆきましょう。

 

トランクフードを外すと下にスペアタイアを格納する部分が見えてます。

 

おもむろにスペアタイアリッドを外すと・・・。

錆が潜んでおりました。

 

こう見るとひどくはなさそうに見えますが、拡大すると・・・。

・・・・穴が開いております。

 

 

外見では判断できない部分の修理にレストアの本質があります。

特に旧車の場合、外見判断を絶対行ってはなりません。

 

まだまだ続きます。

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