日産フェアレディZ(Z32型) レストア第1回


日産フェアレディZ(Z32型)のレストアを開始いたしました。

数ヶ月に渡ってレストアの流れを掲示して行きます。

 

貴車の生い立ちについて

当時の販売コピーは、

「スポーツカーに乗ろうと思う。」

 

フェアレディZ(Z32型)は89年7月に発表された、4代目の車両です。

 

国内ではフェアレディZですが、輸出向けは300ZXと名称が異なります。

そして、近年まで続いた280PS自主規制枠を造った車両でもありました。

誰もが認める美しいデザインと、当時一級の性能を併せ持ったスポーツカーです。

 

ボディバリエーションは、2シーター、2by2 Tバールーフ、コンバーティブルは2シーターのみでした。

エンジンはVG30(NA,ツインターボ)となります。

今見ても、十分魅力的で海外に通用する、数少ない日本製スポーツカーの1台だと思っております。

 

今回御依頼頂いたのは、フェアレディZ(前期型)の2by2です。

オーナーは新車当時から所有されています。

新型が出た今でも、末永く乗ることをご希望されており、修理のご依頼を頂きました。

お客様から預かりの状態です。

 

ボディ外観は傷、凹みが多数散見されます。

 

樹脂類(モールディング等)の劣化も進んでおり、外装塗装は色あせが進んでいます。

 

エンジンルーム内やサスペンションのブッシュ類等も消耗品の交換が必要な状態で す。

 

しかし、年式相当の劣化はありますが、車両の程度は良好と判断しました。

 

これから分解に入ります。

まだまだ続きます。

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