ホンダ CR−X Si レストア第1回


ホンダ CR−X Siのレストアを開始いたしました。

数ヶ月に渡って、作業の流れを掲示して行きます。

 

貴車の生い立ちについて

■ホンダ CR−X Siとは?

 

ホンダCR−Xは、本田技研工業株式会社(以下ホンダ)が開発、販売した小型FFスポーツ車です。

1983年、ホンダはS800以降久しぶりにバラードスポーツCR−Xとしてスポーツモデルを発売しました。

 

当初はSOHCエンジンのみの展開でしたが、84年にZC型DOHCエンジン搭載車を発表します。

これはS800以来のDOHCエンジン搭載市販車でした。

 

その後、1987年には初のフルモデルチェンジをおこないます。

(今回御依頼頂いたモデルはこちらの後期型となります。)

キャッチコピーは”サイバースポーツ”

非常にバランスのとれた設計でありFFスポーツの究極形とも言える素晴らしいハンドリングを備えていました。

FFスポーツとしては、世界的にもこのCR−Xと2代目ロータス・エランが最高峰と言えるでしょう。

 

また、このモデルは自動車業界にも大きな影響を与えました。

世界的に有名なレースドライバーであり、ジャーナリストのポール・フレールはプライ ベートカーとして永く愛用しました。

GMのデザイナーであったゴードン・ビューリグは晩年にCR−Xを題材としたスタディモデルをデザイン、提案しています。

今回御依頼頂きましたCR−Xです。

2代目後期型 形式名はEF7型となります。

 

御依頼事項はカタログの状態に戻すことでした。

 

では、早速分解に入りましょう。

 

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