ペイシ―ハッサン・スペシャル 輸入レポート特別編 第1回 |
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(1)ペイシ―ハッサン・スペシャルとは?
今回は、歴史上非常に有名な車両を輸入してから登録までのレポートを掲載します。
今回お客様からのご要望により、英国レース界の歴史上非常に有名な車両を輸入させて頂く事になりました。 対象となる車輌は1936年 ペイシ―ハッサン・スペシャルとなります。
本車両はビル・ペイシ―×ウォーリー・ハッサンによる、1924年式WOベントレーのコンポーネンツを利用したサーキットスペシャル車です。 英国人のビル・ペイシ―は、シングルシーターのレーサーの制作依頼をベントレー社のエンジニアであったウォーリー・ハッサンに依頼し、ブルックランズでの速度記録に挑みました。
1936年完成した“ペイシーハッサン”は最初のレースで117.46mphのラップタイムで1位を獲得。 1936年のゴールドスタートロフィで120.53mphを記録し、1936年のブルックランズでは周回速度記録129.03mphを記録するなど、輝かしい記録で同時代に制作されたバルナ―ト・ハッサンスペシャルと並び、英国レース界に輝く車両です。
このような歴史的に見ても素晴らしいレーシングカーの為、制作されてから70年以上の今日まで英国から出たことはありませんでしたが、その車が今回初めて英国から日本に輸入されることとなりました。
価格的にも非常に高価であり歴史的にも権威のある車両の為、業務提携を結んでいる英国のロッド・ジョリー氏に情報の確認を行い、 また仲介業者を確認したところ、世界的にも権威のある”FISKENS”であり、各方面からも車両の情報に間違いないことが確認できました。 |
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(2)車両の確認 in ロンドン
現地での確認を行う為”Fiskens”のあるロンドンに向かいました。 現地では大変な寒波が猛威を振るっていましたが、何とか車両の確認を行う事が出来ました。
下記に示す、美しく、力強い車両を御覧下さい。
次回は輸入から日本国内への搬入、登録までをレポート致します。 |
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